広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

久々の宮島嚴島神社訪問

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修復中の嚴島神社大鳥居・・・フェリーより

令和三年10月20日、広島県の緊急事態宣言明けを待って、宮島嚴島神社に出向きました。昨年の6月より始まりました大鳥居の修復作業は、現在も続いております。文化財で有りますので慎重な調査を行いながらの修復作業と成っておりますので、作業開始から一年四カ月を経ての現在でも修復完了の目途は立ってない様であります。一日も早い完了が待たれます。

本日の宮島嚴島神社訪問は、今年の奉納演武大会の延期決定と来年6月5日開催の申請書を携えての物で有ります。現在は、コロナ感染者は急激な減少をみせておりますが、海外の状況を鑑みれば、11月末から年末にかけての第6波も予想されており、延び延びになっておりました大会の延期は、此処に居たり残念ながら致し方無き物と相談の上判断致しました。

久々の宮島訪問で有りましたが、平日にも関わらず観光客は確かに戻って来ておりました。久しく途絶えていた修学旅行も確かに復活しておりました。しかしこの状況もこの二年の感染状況のグラフをみれば、後一か月続けば良い処かと思います。残念ながらそれが現実でありましょう。年末から年明け以降に噂されております国産ワクチンと経口治療薬の供与が待たれます。解消策は最早それ以外には無さそうであります。

嚴島神社でのご挨拶を済ませた頃、小林君からメールが入りました。阿蘇山の噴火がこの日におこり、週末のスーパーGTレースの影響を心配するものでありました。急遽宮島に来ている事を知らせると・・・何と彼も今週末の大分オートポリスでのレースに思いを馳せながら千畳閣に居るとの事・・・藤井屋(もみじ饅頭)で落ち合い、久々の出来立てもみじ饅頭で舌鼓を打ちながらのお茶を共にしました。千畳閣で気を高めて来た様で、すっきりとした顔つきの小林君でありました。阿蘇山噴火の影響が少なく、レースが開催されれば、良き仕事が出来そうな雰囲気を醸し出しておりました。

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