広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

一年の始まり

令和五年1月8日、当会恒例の嚴島神社への新年参拝を行いました。75年振りの大改修を終えた大鳥居が一門を出迎えてくれました。三年半ぶりのお姿でありました。宮島のシンボルの久方ぶりのお目見えであります。

これで本年6月4日に執り行います第28回宮島嚴島神社奉納古武道大会の場が調いました。同行した廣川君、小林、齋藤の両君も感慨一入でありました。

それにしても三連休の中日とは言え、人の多さにはおどろきでありました。昨年のゴールデンウィークのゴーストタウンと化した様な宮島を知る身としては・・・。

嚴島神社の入口から続く長蛇の列は社への入場、お祓いの受付へと延々と続き・・・とうとう今回は破魔矢をこの日に頂く事を断念せざるを得ませんでした。後日大会打合せの際に頂く事としました。

何とか無事に心願成就のお祓いを受けて、第28回宮島嚴島神社奉納古武道大会の演武場となります国宝祓殿の前で記念写真に納まりました。これでいよいよ当会にとりましての新年の始まりであります。奉納演武に向けて一門で励んで参ります。

参拝後の恒例の藤田屋の穴子飯は、人の多さに断念せざるを得ませんでしたが、藤井屋の焼き立て紅葉饅頭には何とかあり付けました。美味しそうに頬張る廣川君の姿をニコニコしながら見守る若者達でありました。

日記