三月最後の稽古会を行いました。桜の開花も始まりもう一週間もすれば満開の桜を目にする事になるのでしょう。まさしく数日で新年度の始まりです。
基本稽古の打込みでは宮本さんの剣道着が見る間に汗で濡れてくるのが確認できました。しかし剣道の稽古はこうでなくてはなりません。やり遂げた爽快感が全然違うはずです。
其れとは別に今回は基本稽古の段階から何やら迷路に迷い込んでいる様でその心理状態が太刀筋に如実に表れていました。剣は誤魔化せません。怖いものです。何やら無心になれない迷い、思いが頭から離れない様で兵法に移っても同様で有りました。延春先生が何時も言われていた自身の決定以外ありません。せいぜい悩んで自身で解決下さい。
藤中君もしっかり基本稽古をこなして貰い三学に入りました。今は余り細かい事には拘らずただ一心に竹刀を振って貰います。こなれて来るほどに要求を高めてまいります。覚悟下さい。
剣道の稽古は一回長時間の稽古を行うより一回の時間は短くても回数を多く行う事の方が大切です。継続こそが修行の第一です。間隔の余り空かないよう継続的に稽古に参加下さい。
