広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

10月三連休の日曜稽古会

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昨日に引続き日曜稽古会を行いました。前日は今一度礼と言う事を各人に自覚を即しましたが、本日の様子を見ればしっかりと自覚し様との気持ちは感じる事はできました。一回一回の稽古を変わらず本日の様な気持ちを失う事なく精進願いたいものです。


基本稽古では正面、順逆打ちとも小生の手の内に感じる手応えは各人各様に確実に良くなってきております。好美君はその非力さが良き方向に作用している様で、打ちに小気味よさが出てきました。藤中君は太刀筋がますます正確さを増してきております。島田さんも少しずつでは有りますが叩きの癖抜けつつあります。前日の三崎君は縮みきみの竹刀捌きが延び行く感触を少し得た様でした。


三学は全員が二の斬りが確実に良くなってきております。合撃で特筆は好美君でしょう。確実に竹刀が弾かれなくなりました。(しかしながらこれはもしかすると新しい竹刀が良かったのかもしれません・・・冗談)逆に藤中君は珍しく遣い損なっていましたが、これは致し方ありません。そう毎回旨く行くわけもありません。八勢は全員が水車勢の体捌きに苦戦しております。やはり引きの体捌きは誰もが苦労する様です。打たれながら自得するしか有りません。


抜刀は居合立合の数本を繰返し抜き、今回は右開を重点的に抜きました。片手の抜き打ち、折敷の低き斬りと皆かなり苦戦気味でしたが、良き汗を流しながら熱心に取組んでおりました。


ある意味良き緊張感の有った土日稽古会で有ったと思います。日々新たなる気持ちを之からも失う事なく、毎回新鮮な感触を得て帰っていって貰いたいもです。