広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

廣川君七回目の命日・・・ご自宅へ

令和六年1月12日、この日は、廣川君の七回目の命日でありました。久しぶりにご自宅の御佛前にお参りが叶いました。年末にお送りしていた胡蝶蘭とお供えが廣川君の傍に供えられておりました。持参の御仏前とイタリヤの武藤君から送られてきた品と一門からのお菓子をお供えし、般若心経を唱えました。気が付けば胡蝶蘭の後ろに段位証書と延岡市の感謝状が飾られておりました。感謝状は平成25年の延岡武道祭に招かれた時の市長からの感謝状であります。新陰流の演武を二人で行った事を懐かしく思い出しました。

お母様とこの七年の事を久しぶりに語り合いました。本当に色々な事がありました。お父様と共に宮島嚴島神社奉納古武道演武大会に出向かれ、好美君の凛々しい新陰流の形を始めて観た事・・・懐かしそうに話されておりました。そのお父様も廣川君が旅立って三年後には後を追う様に旅立たれ・・・今はこの家を一人で守っておられます。

綺麗に掃除が行き届いたこの家を二人の御佛前を何時まで守ってゆけるのかと・・・ポツリと申されておりました。コロナも余り心配しなくて良い雰囲気の昨今・・・一門でのお参りも少し増やさせて頂きますと言葉を添えてお暇しました。

日記

広島武徳会