広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

5月、一日早い廣川君月命日のお参り

令和四年5月11日、一日早い廣川君の月命日のお参りに出向きました。第27回宮島嚴島神社奉納古武道演武大会(6月5日)を控えて、少し打合せ等で予定が詰まって来ており、明日も午前中でのお参りが叶いそうになく、一日早い本日のお参りと成りました。明日は本日帰広予定の小林君が出向いてくれますでしょう。

昨晩からの雨も何時もの(かとう花店)でお花を求めて、お墓に登る頃には上がっておりました。今週一杯はどうやら雨模様が続きそうであります。

この時期ですからお墓の周りそこ彼処から草が生えて来ておりました。先ずは草取りから行いました。数カ月はこの状態が続きますでしょう。枯れている花を求めたばかりの花に活け替え、お菓子をお供えし、静かに般若心経を唱えました。

二か月前にお父様も納骨され、今は親子孫三代が眠るお墓であります。廣川君が御祖父さん、お父さんの世話を何かとやいている様子が思い浮かびます。楽しそうな笑い声が聞こえてくる様でありました。

来月第一日曜日に行われる宮島嚴島神社奉納古武道演武大会・・・廣川君が初めて演武した時の事が思い出されました。そこから次々と回を重ねて出場した日々が、昨日の事の様に巡って参りました。当会に取りましては唯一と言いて良い大切な大会であります。

小生が実行委員長として場に臨む様に成りまして8年目となります。この大会を楽しみに稽古に励んでおりました廣川君が旅立って6年目・・・今年も参加者の記憶に残る大会とするべく、準備に勤しみます。

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