広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

6月廣川君月命日お参り・・・そして、大会の報告。

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6月12日、月命日お参り・・・大会プログラム、記念品そしてお守りお供え。

令和二年6月12日、42回目の廣川君月命日お参り。この日は、梅雨の最中の雨上がりの一日でありました。しかしながら流石に湿気は高く、250段の階段を登りきる間には、全身に汗が・・・。

何時もの様に生花を活け、この日は大会プログラム、記念品、お守りをお供えしました。そして少し時間を掛けて大会の様子を語り合いました。廣川君もはやり一番に清水先生のお越しを我が事の様に喜んでおりました。

5年振りに真剣を手にされ、何時の日にかと仰られていた宮島嚴島神社での奉納演武・・・ご本人はもとより、我々に取りましても生涯、忘れる事の出来ない一日と成りました。

永原、小林両君の遣いっぷりには、先輩として手厳しい感想を述べておりました。特に廣川君愛用の本伝の太刀用蟇肌竹刀を使いながら、其の竹刀の特性を活かしきれなかった小林君の手の内の未熟・・・言い訳はゆるさん!と言う剣幕でありました。永原君の場を俯瞰できない目付の悪さにも言及しておりました。しかしながら、二人の之までの精進の証も確りと確認出来た様で、一層の発破を掛けておりました。

今回も一門にとりまして良き一年の計であり、新たな更なる精進稽古の始まりの大会を共に遣り果せた事をあの満面の笑顔で喜んでおりました。

日記