令和三年2月12日、月命日のお参りに出向きました。この日は、先月の命日のお参りと同様に小林君と共に訪れました。春の訪れを感じさせる陽気でありました。昨年天寿をまっとうされました廣川君のお父様の納骨は、まだ果たされていないようでありました。何かと世話をやこうと手薬煉を引いて待っている好美君でありましょう。自身の苦しい闘病のさいにも自身の事よりも何かと心を砕いていたお父様の事でありましたので。今少しの辛抱でありましょう。
先月お供えしました生花もすっかり枯れておりましたので、新しい物に活け替え、お菓子をお供えをし心静かに何時もの様に般若心経をとなえました。
何時に成っても粗相の絶えない弟弟子達の事をハラハラしながら見守り、期待もしている廣川君との語らいのひと時でありました。
手を合わせ、お参りをする弟弟子の小林君に静かに諭し、時に厳しく激励する好美君の声がしてまいりました。はたしてこの粗相を繰り返す若者に何処まで届いて事でありましょうか。
穏やかなお参りの一日でありました。明日からは、変わらぬ稽古精進の日々であります。(昨日の我に今日は勝つ!)