広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

第26回宮島嚴島神社奉納古武道演武大会

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6月7日明けの

令和二年6月7日、第26回宮島嚴島神社奉納古武道演武大会を執り行いました。世を騒がす騒動の中での大会となりましたが、二月中旬以降の参加案内から騒動の終息は観えない中、緊急事態宣言発令と言う過去に例をみない事態となり、最終的に5月のゴールデンウィーク明けの解除も見送られました。

万やむおえず、内々のみの大会の開催と致しました。世の騒動の中でも本来なら、敢えて参加申込を頂いた13団体の方々全てをお迎えしたかったのは山々ですが、致し方のない仕儀と相成りました。

その様な中、万難を排してその円熟の境地をご披露頂いた無双直伝英信流の清水先生には感謝の仕様がありません。わが一門ならず、武道に励む後進に一条の道筋をお示し頂きました。

内々の三団体の剣術(剣道)、空手、居合の演武でありましたが、何時もに増しての充実感を共に感じる事が出来た大会でありました。丸25年継続されてきた大会を途切れさせる事無く継続できた安堵感と参加団体が渾身の限りを出し尽くした満足感の成せる業・・・嚴島神社の三姫神様からのお言葉を各人、確りと頂き、更なる一年への修行を精進を重ねる決意を得た大会でありました。

自粛、自粛の世の風潮ですが、リスクを負わねば先には進めません。常識的な備えを施し、一歩一歩進んでゆくばかりであります。怯んで留まるなど、武にあらず!

日記