広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

広島での二人稽古

イメージ 1 本日は五月の道場が使えませんので南区スポーツセンターの剣道場にて行いました。博多の土居君も参加を希望しておりましたが一般使用のためどんなジャマが入るかもしれない為、すすめませんでした。しかしながら結果的には朝9時から昼までの稽古の間だれも来ず宮本さんとの二人っきりでの贅沢な稽古が出来ました。この道場を10数年使用していますが初めての事でした。これなら土居君にも来て貰ったらと思っても後のまつりでした。残念な事でした。この日の遅れは12日に取り返しましょう。
二人稽古は基本稽古の後は宮島に向けて三学(高揚勢)のみの特訓を行いました。少し早いかとも思いましたが呼吸法を伴った形稽古の仕方を伝授しました。呼気、吸気、溜め、微気、を伴った長呼気丹田呼吸による三学に挑戦して貰いました。呼吸を行うことがこんなに難しく苦しもので有るのかと言う事が実感出来た様でした。顔は高揚し赤みがかり、三学だけの稽古で玉の汗を流していました。激しい稽古で流す汗とは又趣きの違う充実感を味わえたのではないでしょうか。三時間が過ぎる頃良い呼吸で充実した三学が打てましたので良いイメージが残ったところで稽古を終了しました。良いイメージの積重ねが稽古を続けていく上では大切であるゆえです。その後遅い昼食を取りながら楽しい剣談にはなを咲かせ宮本氏を広島駅まで送り先般から暖めていた企画の実践の為、尾道まで車を飛ばしました。目的地は尾道帆布の工房です。広島柳生会仕様の竹刀袋の製作発注の打ち合わせおよび最終確認を行いモデルとしてまず小生が使う竹刀袋を発注しました。尾道の特産品の帆布で色は黒を選び小生が暖めていた細工も施してもらいます。来週には出来上がってきますので博多の稽古には持参します。気に入った会員は注文して下さい。ちなみに宮本さんと香川の石川さんからは注文を依頼されています。いろんな意味で広島柳生会の体制を整えていく所存です。