広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

九月最初の広島での稽古会

九月最初の稽古会を広島で行いました。さすがに九月になりますと八月のあの暑さが少しずつ和らいできて稽古のし易い季節となってきました。したがいまして基本稽古も其の点を考慮し一息つく間もなく正面打ちから合撃まで連続して行いました。宮本さんも呼吸を荒げながらも何とか最後までへばる事やり遂げました。日頃の精進の程がよく伺えます。相懸けが少しすべり気味では有りましたがなかなか良い手応えのものも有りました。日々進歩していると思います。その後三学(高揚勢)から八勢、中段、下段、九箇(高揚勢)、大転、大転変13勢法と連続で遣いました。勿論一つ一つの勢法が終了する毎にワンポイントの手直しは入れました。宮本さんが入会されてから1年と三ヶ月、60本の勢法をを何とか稽古出来る様になりました。大変感慨深いものが有ります。入会当初からはとても現在の状態を想像する事は出来ませんでした。日々の精進に敬意を表します。ますます厳しく打込んでまいります。覚悟願います。