広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

十月広島での定例稽古会

イメージ 1 十月の定例稽古会を行いました。博多から二ヶ月ぶりに野原君が参加しました。なかなか仕事との折り合いがつかず先月は久しぶりに参加出来ませんでしたので本人も少しジリジリしていた様で意気込んで稽古を行っていました。宮本さんは勿論参加ですが、途中次回参加予定の廿日市の山本さんが見えられ新陰流の及び広島柳生会の少しばかり説明を交え基本刀法の説明実践も行いました。日中は今回も夏日を越えたのではないかと思うほど暑い一日でした。
基本稽古では暑さも影響したのでしょうが野原君も宮本さんもかなりの汗を流し、呼吸もかなり乱れぎみでしたが気を切らすことなく熱心に取組んでいました。野原君の課題はやはり合撃でしょう。今の段階ではもっと激しく気を込め身体全体で激しく打ち込む事に集中した方が良いでしょう。働き拍子はその次です。返しのアオリは今だ出てまいりますが少しづつ様にはなってきています。宮本さんは最初相懸けが少々先に懸かっていませんでしたが稽古が進むにつれ調子が出てきました。それと体捌きが今回は少しギクシャクしていたようです。
その後、三学、八勢、中段、後雷刀を遣いました。とくに野原君には五本目まででしたので六本目から十三本目までの代授を行いました。かなり四苦八苦していましたが若さ故の覚えの早さは有る様です。今後身体に染込ませる様に練って参りましょう。今回も少人数ゆえの気のこもった練る稽古が出来ました。次週は28日が博多、29日が広島での稽古会となっております。