広島での定例稽古会をおこないました。何やら季節は夏から急に冬に近づいた様な気配です。通常の稽古と同様な内容でも汗のでかたが極端に違います。何はともあれ宮島演武まで一ヶ月余りです。一年の計たる演武ですので日々の修行の自身の成果を神前に披露し、自得と次の一年の課題を頂くためにますます気持ちを引き締めたかめ油断する事なく場に臨みたいものです。
宮本さんの刀の扱いも少しづつ身に沁み込んで来つつある様です。今後の課題は兵法と一緒で指先まで気を通す事でしょう。自身の手足である事には違いはありませんが今だ借物のようです。
三学(高揚勢)は今年一番の出来ではなかったかと思います。互いに響きあい大変気持ちの良い、心地よい余韻が何時までも残っていました。下からも徐々に滑らかに成って来たようです。こちらは今後の楽しみと言う事にしておきましょう。県外会員も万障繰合わせ稽古に参加下さい。物事には何事も締めと言う事が大切ではないでしょうか!