広島での１１月定例稽古会を行いました。今回は学校行事の関係で日曜日の稽古会となりましたが、宮島での演武を一週間後にひかえ博多からも大坪、野原の両氏の参加もあり熱気溢れる稽古会となりました。
蟇肌竹刀による基本稽古の前に、まずは今回も抜刀からの稽古としました。充分に真剣に馴染んで貰う為に抜き付け、納刀は特に念入りに行いました。順抜、向乃刀、直刀を約１時間しっかり行いました。今回大坪氏の為に用意した長船の三振も全員に振ってもらいました。
日本刀の代名詞と言っても良い長船の名刀に皆心地よい手応えを感じたようです。その中の大宮を大坪氏が気に入ったようで、生涯の精進の友とする事になりました。同慶の至りです。今後ますます稽古が進む事でありましょう。
兵法に移り基本稽古は少し少なめにし演武における夫々の勢法を重点的に遣い合いました。ここにきて個々の成果課題も良く確認し再認識できました。後はこの気持ち、思い、熱気を当日思う存分発揮するのみであります。
