広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

今年最後の広島での稽古会

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早いもので今回が今年最後の稽古会となりました。流石にこの時期になると日中とは言え道場は冷え冷えとしていました。


まずは心身のウオームアップのため基本稽古のフルメニューを行いました。これで心身ははもとより冷え冷えとした道場の空気もかなり暖かく成った様でした。


年末から年始にかけて稽古再開まで少し間があきますのでその間の一人稽古用に抜刀の立合の技を二本ほど代授しました。


片手技が少し多くなりますので握力のみに頼った硬い遣い方に成らぬように手の内はあくまでも柔らかく身体全体で刀を遣えるように精進下さい。そうすれば刀が自然に遣い方を導いてくれます。刀と会話しながら一人稽古を楽しんでください。


兵法に移り、三学(高揚勢)と大転をすべて遣い合いました。とくに下からは数多く心行くまで遣いました。心地よい高揚感のうちに今年最後の稽古を終了しました。


今年も宮島の演武において神様から来年に向けての課題を各人がしっかり授けられているはずですので弛まずしっかりと精進してまいりましょう。


一年間大変御疲れ様でした。来年の稽古始めには多数参加下さい。