広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

今年最後の博多での稽古会

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今年最後の博多での稽古会を行いました。会場に向かう途中、北京オリンピックの出場権をかけた福岡国際マラソンの先頭グループと出会いました。心の中で密かに中国電力の選手に声援を送りながら会場に向かいました。


宮島での演武の後ですから彼らも可也心に思うところがある様子が手に取る様に判りました。自覚自得が一番大切ですのでかける言葉は必要最小限にしました。


もはや師走ですので次回の稽古会までにはかなり時間のあくことも重々察せられましたので、一人稽古が遣りやすいように最近意欲が出てきた抜刀を数本代授しました。


理合を示し、抜いてみせ可也の時間をさき抜いて貰いました。土居君も大坪氏の好意による真剣を気持ちよさそうに扱っていましたが、鞘の中からかなりの木屑が出ていました。暫くは鞘を削る事がたびたびあるでしょうが致し方ありません。しっかり刀に感謝し精進下さい。


全員で三学の両方を遣い合い、試合勢法(大転)を重点的に遣いました。特に打ちとめは念入りに行いました。今回の宮島で頂いた課題の一つである事は言うまでもありません。


博多での今年最後の稽古会を心地よく終了し、会食会は牧のうどんの大盛りとしました。二度目ですが何と迫力のある大盛りである事か!大満足でした。来年の稽古会参加までしっかり一人稽古で精進下さい。