広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

広島での一月定例稽古会

先週から一週間以上続く寒の中での稽古会となりました。雪こそ降ってはいませんでしたが、道場の中はまさに冷蔵庫状態でありました。


ひとしきり抜刀を行い、心身を整え基本稽古に入りました。前記の状態ですので何時もよりは激しく念入りに行いました。これで身体が寒さを克服した様でした。


今回は伝授の序次に従い、表から大転まで80本を一気に遣いきりました。暫く遣ってない勢法もあり2~3本ひっかかるところも有りはしましたがほぼ満足のいく手応えでありました。特に三学(高揚勢)はますます充実してきたのではないでしょうか。


下からはやはり課題は斬釘です。宮本さんもそれは良く判っていますので言葉はとくには必要ではありませんでしょう。それと半開半向の突きはもっと精度が必要でしょう。


兎にも角にも心地よい良い達成感を互いに感じながら稽古を終了しました。明日は博多での稽古始めです。本日同様の良き稽古を望んでおります。