広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

2008年博多での稽古始め

2008年博多での稽古始めを行いました。昨日の広島での稽古会と違い、随分と暖かい中での稽古始めとなりました。


まずは各人に抜刀をめいめい思いのたけ抜いてもらいました。しばらく稽古の間隔が空いてはいましたが。夫々に一人稽古に励んできた様子が伺えました。


前回までの代授の確認と新しい形を一本追加し夫々に納得行くまで抜いてもらいました。単なる剣舞にならないよう理合に外れぬように注意し確認願いました。稽古始めと言う事もあり何時も以上に抜刀に時間を費やしました。


その後土居君との特別稽古を突然行い他の会員には見取り稽古をして貰いました。見慣れぬ稽古もたまには新鮮であったのではないでしょうか。土居君も終わったあとは息を切らせ充実した様子が伺え良き稽古で有った思います。


その後予定していたお年玉を伝えました。新たなる新陰流の面白味を皆再確認した様で小生も少々ニンマリでした。これでますます稽古を楽しんで貰えればなによりです。


前記に時間を費やし勢法の時間が少々少なくはなりはしましたが、昨日と同様、大変充実した時間を共有出来ました。


稽古終了後は櫛田神社に稽古始めの参拝を行い、今年の精進を誓いました。真の上達を目指し真摯に稽古に励みましょう。