広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

12月最初の日曜日稽古会

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令和元年12月1日、昨日に引続き12月最初の日曜日稽古会を行いました。昨日は、稽古時間を2時間ほど平素は夕方から始まる柔道クラブに譲った事を失念して、最後の地稽古を結果的に途中で邪魔される事態となりましたが、この日は、平素の時間終了まで行うつもりで稽古に入りました。

初めに昨日同様に防具の採寸を行いました。身長180センチの小林、齋藤両名の数値は、他の三名を遥かにこえる物でありました。之で全員の数値が揃いましたのでその場でラインにて送りました。防具の到着を皆心待ちにしている様でありました。

そこまでは、良かったのですが一人の若者の立居振舞に又しても横着な独り善がりの気配を一人遣いの段階で感じました。一人遣いの段階でも私を含めて他の者の邪魔をするでないと申しつけて有ります。丸で何かの権利を持っているとでもいう立居振舞はこの同世代の三人の共通な横着さであります。分を弁えぬにも程がる。此の前兆が、稽古の途中で雷を落とす事と相成りました。

見取り稽古をするべき時にドタンバタンと耳障りな音を無神経に立て、有ろう事か目の前で稽古している事と違う事を無神経に繰り返している阿呆に怒気を含んだ言葉の礫を投げつけました。この馬鹿者も放りだされねば判らぬので有りましょうか。そうであればもう容赦はしません。見込みの無い者にかまっている暇はありません。

怒りを抑えて最後まで兵法を遣い切り、地稽古もつけはしましたが、真に気持ちの良いはずもない。この様な地稽古を始めたばかりの未熟者に片手とはいえ突きを一本繰り出して仕舞いました。これは余計だったのか・・・それは彼の今後次第でありましょう。

当会に自身の直伝稽古の前後に見取り稽古の出来ぬ者は要らない!