令和二年3月20日、彼岸の中日のお墓参りに出向きました。一週間前の月命日お参りの際の生花が、まだ頑張って咲いていてくれました。今回持参の花を加えて少し賑やかになりました。ご自宅には、18日に沢山の花が届いたとお母さまから連絡がありました。花が好きだった廣川君であります。・・・何時までも花に囲まれていて欲しい。
この日は、15日に92歳の天寿を全うされた福永刀剣店店主であった福永社長逝去の報告の日でもありました。平成16年から呉のお店に毎週の様にお邪魔し、刀の購入は無論、刀全般の指南をお願いしておりました我ら一門であります。
廣川君を伴って良くお邪魔しておりました。廣川君も柄巻を教えて頂いたり、実の祖父の様に慕っておりました。彼女が、最後の入院と成りました折にも、不自由な体の身でありながら車椅子で駆けつけて頂きました。その福永さんが、三年近い自宅での療養を経て・・・静かに眠る様にその刀一筋の人生の幕を下ろされました。
今は只、之まで御世話に成った感謝を伝え、ご冥福を祈るばかりであります。本当に有難うございました。
合掌