広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

三回忌のお墓参り、そして初稽古

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2019年三回忌お参り
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2019年稽古始
平成31年1月12,13日。廣川君の三回忌のお参りを12日に行いました。彼女が一人静かに旅立って丸二年の月日が経ちました。明日から始まるこの年の初稽古に想いを馳せながら、この二年間の想い出を何時までも語り合いました。我々一門に取りましては、余りにも大きな大切な存在を失ってしまったと再認識させられる二年間でありました。
平生の稽古におきましては、常に正面に廣川君の紋付姿の写真と息を引取る数日前に初稽古用にと彼女が、用意してくれていた鏡餅をお供えした道場で彼女と共に稽古している我ら一門であります。
何時までも何時でも好美君と共に稽古に勤しむ我ら一門で有ります。道場には、稽古大好き人間でありました好美君の気配が、存在が変わらず満ち満ちております。
しかしながら、ふとした時、出来事に彼女がいれば何かと気配りをして未熟な弟弟子達を導いてくれたのではとの思いが、何度も去来したこの二年でありました。
残された者達も(廣川君自慢の一門たれ!)と言う小生の激に応え様とはしていますが、何にしても未熟!時として横着とも思える事をしてします阿呆どもであります。彼女もヤキモキした事でありましょう。
そんな思いを新年の稽古始の際に吐露し、再度の気構えを即し、新年の稽古始の挨拶とした13日でありました。
きせずしてこの日の稽古始は、昨年小生の逆鱗にふれ、出入り禁止を喰らった者達との稽古始でありました。
今一人を含めて30過ぎのこの者達を一人前に導く一年の始まりでありました。