広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

7月、月命日(一日遅れの)お参り・・・梅雨明けの日に

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廣川君のお墓からの一望

令和三年7月13日、一日遅れの廣川君月命日のお参りに出向きました。昨日は、お寺の麓まで到着していながらゲリラ豪雨、雷に見舞われ、この日のお参りと成りました。

昨日共に小林、齋藤の両君を伴ってのお参りと成りました。昨日の雷雨明けのこの日は、中国地方の梅雨明けでありました。暑い・・・その一言の一日でありました。

先に到着していた二人がお供えの生花を用意してくれておりました。墓所に向かう道すがら、お供えのお菓子をこれまた何時もの店舗で求めました。店主が(暑い中、ご苦労様)と冷たい飲み物を三人に用意してくれました。有り難い事でありました。お礼を述べて、廣川君のもとへ急ぎました。

お墓に到着すると流石に先月のお供えの花は枯れてしまっており、夏草も又芽吹いておりました。早速先ずは、三人でお墓の掃除に勤しみました。綺麗に成った処で、持参しましたお花を生け、お菓子をお供えし、線香をあげました。般若心経を唱え、廣川君に語り懸けました。友の二人も手を合わせ、頭を垂れて、心から言葉を発し、平素の出来事や自身の誓いを伝えている様で有りました。廣川君が旅立って、四年と半年目のお墓参りでありました。

お墓からの海田の街並みの一望は、梅雨明けらしく、キラキラと輝いておりました。その見晴らしの良い景色を眺める三人の後ろから、燥いだ廣川君の声が・・・(さぁ、これから暑中稽古が始まりますよと・・・)稽古大好き人間でありました廣川君の嬉しそうな声を聴きながらお墓を後にしました。

日記