広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

宮島厳島神社奉納全国古武道演武大会に向けて

11月27日に宮島厳島神社にて第16回全国古武道演武大会が開催されます。柳生会としましては平成8年からの参加ですので今回で節目の10回目の参加となります。広島柳生会としましては昨年からですが正式には今回からが独自の取組み参加となります。柳生先生からは昨年の大会から広島柳生会独自でおやりなさいとのお言葉を頂いていましたが今だ10年前の気分で責任者ずらしてしゃしゃり出てくる名古屋の古門弟がいて昨年は顔を立てて素知らぬ顔をしてしたがいましたが今回はそうはいきません。我々は独自で取組み独自で参加します。柳生先生からも再度指示を受けております。
演武者及び演目は以下の通りです。


三学(高揚勢)使太刀 宮本英俊 打太刀石川


試合勢法 八勢 使太刀 野原学


試合勢法 中段 使太刀 土居義典 打太刀 藤江


三学(下から) 使太刀 石川彰造 打太刀 藤江成美


前日稽古にて礼法を含め入退場のリハーサルを行い本番に臨みたいと思います。使太刀は初参加の者達です。今だ初学の者達ですが柳生先生のお導きで昨年この様な者達の初めての参加が柳生会で認められその後の稽古における大変な位の向上、稽古への充実した取組み等が実感できました。今回の参加者もぜひそうなって欲しいものです。石川さんも今回は使太刀だけに専念して貰おうかとも考えましたが柳生会に入会し26年、本当にアバウトに稽古して来た事に自身がきずき修行のやり直しをしたいとの申しでが有りましたので打太刀の修行のやり直しと言う意味で三学(高揚勢)の打太刀を遣ってもらう事となりました。知りえた事を身に付ける稽古、機会の一環として取組んで頂けると確信しております。