広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

広島での12月二回目の稽古」

イメージ 1 本日は博多から野原君が出稽古に来ました。前回に引き続き二人稽古と成りました。野原君の希望で三学に多めに時間を割くこととしましたが先ずはやはり基本稽古です。約一時間、特に斜打ち、合撃を数多く行いました。彼の問題点も良く判り自身も一人稽古で取組むべき課題がより良く理解出来た様です。最後の一本の良い手応えの合撃を忘れずに取組んでください。演武は八勢でしたので少々それに偏っていました。今回は三学に少し時間を割きました。宮島の宮本さんの三学に触発された様です。なかなか良い傾向です。会員同士で触発しあって良い意味で競い合って欲しいものです。斬釘の小手打ちの拍子に悩んでいましたが自得を期待し言葉は少なくしました。その後、中段の10本目から14本目までの手順を説明し中段の一通りの伝授を終えました。これから毎回練っていこうと思います。今回も三時間あまり二人っきりの濃密な稽古時間を共有し終了しました。彼との稽古は今年最後となります。今年一年良く広島まで出稽古に通ってきました。その積極的態度で今年一年大変上達したと思います。来年も弛まず其の姿勢で精進願います。