広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

広島での今年最後の稽古会

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今年最大の寒波で雪の吹雪く中、広島での今年最後の稽古会を行いました。


宮本さんとの二人稽古となりましたが、深々と冷え込む道場での稽古は二人の熱気で寒さを吹き飛ばし心地よい汗を伴った今年の良き締めとなる稽古となりました。


何時も通りの基本稽古に今回は左太刀の正面打ち、順逆の打ちも加えました。九箇に入った時に苦労しない様に今のうちから少し左太刀に馴染んでもらっておこうと思います。


締めの稽古ですから三学は最後に行う事とし中段の13本目14本目の伝授を行いました。足首への片手打ちには四苦八苦していましたが熱心に興味深く取組んでいました。その後、中段、八勢、を総て遣いました。


打留めを本来の攻めの利いたものとするべく剣先への意識、気の込めに留意してもらい何度も繰返し稽古を行いました。稽古の終盤には宮本さんもかなりの手応えを感じた様でなによりです。


最後の締めとして三学を呼吸法に留意し気を込め遣いました。気持ちの良い三学が打てたと思います。宮本さんとの三学は稽古を重ねる毎に気持ちの良いものに成って行く様です。嬉しい限りです。


来年も互いに練って行きたいものです。稽古後は今回も熱いうどんで打ち上げを行い、来年の弛まぬ精進を誓い散会しました。