広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

文化の日の二人稽古

イメージ 1 博多から土居君が大荷物を引き摺り出稽古に訪れました。夕方から一人稽古の為、道場を確保しておりましたので博多への最終新幹線に間に合う様にぎりぎりまで稽古を行いました。
今回は基本稽古はそこそこにして兵法に入りました。三学から遣い、少し精度を高めた要求をしました。やはり基本稽古ではそこそこに出来ている事が勢法になると遣えてないと言う事に常に行き当たります。其の点を指摘し自覚を促しました。最後は自得有るのみです。八勢、中段と遣い特に中段は念入りに遣いました。課題の急務は七本目、九本目、でしょうか。特に体捌きを伴った刀法につきます。工夫下さい。その後土居君との二人稽古での定番なっています剣道形、地稽古に移りました。之もまた形稽古である程度理解し実践できている事が地稽古となるとまったく出来ないと言う問題に直面します。剣道修行はやはり形稽古と地稽古が両輪で有ると今更ながら実感しました。形で身に付けた物を地稽古にて表現出来る様に共に之からも精進致しましょう。