広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

12月定例稽古会

イメージ 1 本年最後の定例稽古会を行いました。誠にもって月日の過ぎ行く事のなんと早い事か!最近とみにその様に感じます。日々の生活に流される事なく一日一日を真摯に精進して行きたいものです。
基本稽古をみっちり一時間、宮本さん相手に行いました。左太刀も勿論の事遣い、身体全体をバランス良く使う快感、その新たな感覚を今回も互いに心地よく感じる事が出来ました。少人数ですので休む間がなくかなりキツイ稽古ではありますが遣り通した爽快感は又、格別です。やはり基本稽古は我々にとっては一生の稽古であると感じます。ともするとすぐ勢法に入りやすくなりますが之はやはり武道稽古の本質から外れていると言わざるを得ません。何時までも真摯にまだ有るまだ有ると単調な基本稽古を楽しめる者しかこの道を歩む資格は無いのかもしれません。
勢法は先ずは三学(とりあげ)です。これも必ず遣います。その後試合勢法を数本遣い、三学(下から)の斬釘、半開半向と部分的に遣いその後、通して遣いました。此処に至るまでに充分に基本刀法を練ってきておりますが、あまり急ぎすぎずにこの新陰流表太刀の第一の勢法を練りに練って行きたいと思います。
24日が今年最後の稽古会となります。