広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

一月最後の広島での稽古会

昨日の博多での稽古会に続き一月最後の稽古会を広島にて行いました。今回は宮本さんとの二人稽古と成りましたので互いの基本稽古を呼吸の続く限り短時間に集中して行い、三学の(取り上げ)(下から)へと移りました。昨日の博多衆の(取り上げ)とは一味も二味も違う勢法を打てる宮本さんも(下から)の攻め~二の切りへの連動した動き、呼吸、体捌きに四苦八苦の状態です。ご本人も(取り上げ)との趣の違いになかなか心と身体が合致せず悩み深き様子ですが小生の手応えは回を重ねる毎に着実に良き物と成っています。今後ますます楽しきものに成って行く事請け合いです。今年の宮島が楽しみで有ります。その後、雷刀打中下段の前回の続き4本の代授を行いました。これで7本総てが終わりました。下からに悩みながらも試合勢法にもチャレンジして頂きます。かなり趣きの違う物を同時に遣って頂きますがその違いを遣い分けてみて頂きたい。之も又一興です。来週は慶事にて週末から又九州に出向きますので広島での稽古は休みと致します。九州での稽古が出来ます事を期待しております。