広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

九月三度目の広島での稽古会

学校行事の関係上、今回も日曜日の稽古会となりました。宮島での演武へ向けてはや二ヶ月となりましたこの時期ですが、前回までと違い僅かではありますが稽古中にやや涼しい風が入ってくるようになりました。暑さ寒さも彼岸までと申しますが、今年は当てはまらないと思っていたやさき、まさに其の通りであるとの感をもちました。しかしながらそれも僅かな涼風でありましてやはり稽古中の汗は例年のそれではありませんでした。
しっかり抜き付け、納刀で良き汗を流し基本稽古ではさらに?良き汗を流しあいました。刀の扱いも少しづつ判りかけてきたようです。しかしながらまだまだ汗の流し方が足りません。弛まず良き汗をしっかり流してください。付け焼刃では何事も様になりません。
三学(とりあげ)は前回の出来とは大きく違い一年の修行の成果を大いに感じる事ができる良き出来栄えでありました。宮本さんは宮島へ向けてほぼ仕上がったと言って良いと思われます。後はこれから本番に向けて気を高めて行くのみであると思います。他の三人衆も来週の稽古会ではしっかりこの一年の成果をみせてくれるものと期待しております。