広島での七月最初の稽古会を行いました。先週がお休みでしたので二週間ぶりの稽古会となりました。広島はいまだ梅雨があけておらず相変わらず蒸暑い一日でありました。
稽古休みの間に三崎家には念願の愛刀が入っており、その愛刀を携えての初めての稽古会となりました。まずは先人の教えに従い刀に魂を入れる儀式を執り行い、二人の今後の良き修行、三崎家のいやさかを願いました。
全員での基本稽古を蒸暑さを吹き飛ばす如く行い、爽快な気分になったところで抜刀を先に行いました。細君は少々真剣に及び腰でありましたが、夫君の後少しずつ慣れ親しんで貰う為に順抜きのみを繰返し遣って貰いました。模擬刀では決して味わえない良き雰囲気、手応えを感じた様でした。二度と手放せなく日も近いのでは！
島田氏もかなり日々刀に親しんでいる様子が稽古から伺えます。兵法と共に日に日に様に成って参ること事でしょう。今は焦らずにゆったりと刀法を身体に沁み込ませて下さい。愛刀を友にしての精進を期待しております。
時間の関係上、三学のみを全員で遣い合いました。各人に夫々に次の段階を要求してゆきます。合撃の手応えは夫々に良き手応えに成ってきております。特に細君は二本目のそれに周りで見ていた者も驚く良き働きがでたのでは無いでしょうか！皆しっかり盗んだようで何よりです。明日も稽古を行います。日々上達への道を共に歩みましょう。
