広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

九月最初の広島での稽古会

九月最初の広島での稽古会を行いました。先週は博多での稽古会で一週多めに間隔があきましたので、今回は土日連続の稽古会としました。新会員にとりましては初めての稽古内容をビデオに納める日となりました。


何時ものように基本稽古からはじめ、勿論ビデオにその様子を納めました。自身の自覚している課題の感覚とビデオで見る現象との、おそらくギャップを感じる事も多々あると思います。映像を見る事によって初めて気が付く事もあるでしょう。よくよく己自身の姿、遣いっぷりを検証してみて下さい。基本稽古の始まる前の鏡を相手にしての素振りで手の内の納まりに至る打ちのイメージについてのアドバイスをしておきましたが早速基本の打込みにその良き現象が表れておりました。何事も漠然と行っていたのでは駄目です。しかり自身の剣を常にイメージ下さい。


兵法は三学、八勢、中段を遣い合いました。勿論各人それぞれの進み具合に応じてでは有ります。夫々に八勢、中段の数本の代授も行いました。それぞれ進み具合に少しづつ差が有りますので見取り稽古によって、各人各様に良く刺激になっている様で何よりです。


その後抜刀の抜き付け、納刀、立合の数本をビデオに納め本日の稽古会を終えました。明日には撮影した物をDVDに納めて渡せると思いますので、修行の足しとして下さい。