広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

二月最後の日曜稽古会

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平成27年2月22日、この日が二月最後の日曜稽古会で有りました。小林君との直伝稽古・・・と成りましたが、テスト走行で痛めた左肩の様子が今一つ思わしくなく、前回同様、道場に到着するやテルミー(温熱療法)を施す事と成りました。ドライビングシートで負荷を受けた左肩は、施術を施すと明らかな体表反応を示し、炎症の様相を表しました。一時間近く施術を施しながら、彼のこの一年のトレーニングの様子も、主に自身の掌を通して感じる事が出来ました。主に上半身が逞しくなって来た様子に頼もしさを感じつつ、腰周りの貧弱さには、正直物足りなさを感じました。打込み稽古の不足・・・これに尽きます。
炎症の体表反応の程度を考慮して、本日の稽古を休む事を勧めましたが、少し和らいだ肩の調子と、小太刀の遣い方への強い興味から少しの稽古を所望して参りました。
無論、負荷が懸かりすぎない様に考慮して、暫しの伝授を致しました。観せて、写し取る事を求めました。その悪くない感性で、何時の日にか写し取ってくれると確信しております。