令和元年9月1日、昨日に引続き日曜日稽古会を行いました。この日は、昨日参加出来なかった小林君が、鈴鹿10時間耐久での疲労を残しながらも出向いて参りました。
長時間のレースで久々に腰痛に見舞われた様で、この日の稽古も様子を観ながらの物と成りました。一人遣いの様子を観ながら現状はかなり回復して来た事は確認しましたが、あまり強い踏込みは、控えるように申しつけ稽古に入りました。
久々の打込みに心地良さそうに取組む小林君でありました。拳の下がり気味を正し、移り身の軽快さを求めました。拳の下がりは力みにも繋がります。禁忌でも有ります。
久々の直伝でも有りますので、特に彼の近々の課題でもあります手の内・・・其の締まり・・・締めと柔らかさの連動を求め、手本を示し、握り込んでしまう事の弊害を実感して貰いました。竹刀を巻かれ、崩され・・・成す術がない状態に追い込まれる事を・・・確りと体感できた事でありましょう。
兵法においては、術理は無論でありますが…そうでない処の重要性を説き、その真理を伝えました。納得の様子で有りましたので今後を期待し、又自身の日常にも生かして欲しい願っております。
体調を考慮し少し短めの稽古にし、稽古後は久々に湯来温泉に出向きました。無論彼の腰の状態、今夏の猛暑の中での転戦の疲れを癒すためであります。
温泉で小一時間を過ごし、これまた久々の団栗亭で食事をし、サックスの練習を行い・・・充実の一日を過ごして散会と致しました。
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