広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

4月最初の日曜日稽古会

平成29年4月2日、四月最初の日曜日稽古会を行いました。早いもので何時の間にか年度かわりと成りました。之から入学式や入社式と華やいだ式典が其処彼処で行われる事でありましょう。月日の営みの早さに少し戸惑いを覚える師弟で有りました。あと10日で、廣川君が旅立って三度目の祥月命日であります。永原君がいみじくも呟いておりましたが、(あっという間の三か月・・・しかし、10年の月日がたったようにも感じます)・・・正しく同感であります。・・・この日も又、彼女と共に稽古に精進する師弟で有りました
一人遣いで確りと汗を流し、基本打込みでさらに追い込み、兵法へと入りました。
本伝の太刀は、大調子を求めながらもその中に厳しさも求めました。試合勢法は激しさの中にも軽やかさを求め、拍子の変化を求めました。十太刀の踏込みに本日一番の気を発していた永原君でありました。
抜刀は、先ずは居合を数本抜き合いました。押抜を少し時間をかけて抜き合いました。兵法として取り組む様に厳命し、別物に成らぬようにあらためて申しつけました。
来週は、いよいよ小林君のスーパーGT開幕戦で有ります。廣川君を連れて皆で応援に出向きます。500に昇格した小林君の応援を楽しみにしていた好美君でありました。何時も道場の正面に供えている写真を連れて、五年振りの500での戦い振りを確りと応援し見とどけます。