広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

1月第三日曜日稽古会


平成30年1月21日、一月第三日曜日稽古会を行いました。互いの所用の為に2時間の稽古と成りました。先週の日曜日は、西宮へ剣道形の為に遠征で有りましたので、この日は時間が短いとは言え是非にと遅い時間から稽古会を行いました。
平生の三分の一の時間とは言え、基本打込みは外す訳には参りません。之は平生通りの打込みを行いました。可也太刀筋の安定して来た永原君で有りますが、順勢に課題が見え隠れしております。数をかけるしか有りません。順逆の打込みを少し多めに行いました。太刀筋に気が行くと踏込みが甘くなっておりました。指摘し、正しました。先ずは、踏込みに気を込めねば剣は、始まりません。本末転倒にならぬ様に指摘しました。
兵法に入り、三学においては、二の斬りの太刀筋が整ってまいりました。しかし、合撃の踏込みがいただけません。今一度、気を込める事を厳命致しました。その後、九箇、下からと遣い合いました。
最後に木刀にて勢法を遣い合いました。まだまだ木刀での打合い、その衝撃、音に腰の引ける処が有りますが、これも又過程であります。確りと数をかけ練って参ります。
少し短い時間と成りましたが、気の引き締まった稽古でありました。
明日からは、小林君と共に都城に出向いて参ります。