広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

岐阜、悟道館河村館長の通夜、葬儀に参列・・・享年76歳

令和五年6月12,13日・・・岐阜悟道館河村館長の通夜、葬儀に参列して参りました。大会後の翌日、血糖値の異常な高さにより緊急入院の知らせを受けて六日・・・突如の出血・・・緊急輸血も身体が受け付けず・・・次の日に急逝の知らせ・・・正しく信じがたい結末でありました。

12日のお通夜に参列の為、車で出立し、馳せ参じました。斎場に駆けつけ、棺に安置された河村館長にご挨拶申し上げました。4日に嚴島神社祓殿で演武された穏やかなお顔その儘に、まるで眠られているようなご様子でありました。今にも目を覚まされる様な・・・お健やかな様子でありました。

当初館長が生前に用意されていた家族葬の形態での執り行いをご家族は考えていた様ですが、館長の生前の功績、お付き合いを考えれば、それで納まるわけもなく、最後のお別れに、会場一杯の人で溢れるのに然程の時間は懸りませんでした。

ドサクサに紛れて、館長が来て欲しくないと思われているであろう者達が紛れて込んでいたのには・・・人の気持ちも考えず、自分勝手な独り善がりは、何時の世にもいるものであります。関係者の不興をかっておりました。

殆どの親交の篤かった人々に見送られて、河村館長は、後を託して旅立って行かれました。

見事な一生でありました。       合掌。

日記