令和五年7月22日、稽古後の午後7時から志誠館の面々による歓迎会を開いていただきました。場所は恒例の志誠館館長の御子息の経営される(すし半)であります。
四年振りに開催された延岡の夏祭りの影響でホテルから少し時間に遅れて到着すると、稽古を終えられたばかりでありますのに、お点前の場を調え、御着物に身を包んだ堀之内先生が端座して迎えてくれました。
おそらく稽古前からお道具を運ばれ、場を調え・・・そして稽古にも参加され・・・ただただ感謝しかありませんでした。
同行しました廣川君へもさり気なくお茶を献じて頂きました。そばでニコッとする小林君の様子が・・・廣川君の喜びを表しておりました。暫く廣川君に楽しいで貰った後に・・・お下がりを静かに頂きました・・・生涯忘れる事無き一服のお味でありました。・・・只々有難い・・・。
その後は、上下なく、昨日の甲斐さんの突然の訃報に始まり、本日の稽古、6月の宮島嚴島神社奉納演武の事等・・・時間の経つのも忘れて楽しい一時を過ごさせて頂きました。
今は無き征武館で育まれたご縁が、一旦切れた様に観えながら当時の弟子達、ご縁があった者達が、その元凶と成った甲斐さんの病そして逝去を機に結びなおされ、又繋がりをもって確かに確実な歩みを始めています。
真の武道を求めて手をたずさえ、歩んで行く事を只々願っております。・・・合掌。