広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

四月最後の広島での稽古会

イメージ 1 昨日の博多での稽古会にひき続き広島での四月最後の稽古会を行いました。これまた昨日同様の清清しい大気の満ち満ちた中での稽古会となりました。40分近い基本稽古を間をおかず連続で行いました。一言も発する事無く基本稽古の総てを自身の行を遣り終えました。竹刀を振りながらの前進後退をただ真っ直ぐ行う事のその難しさを今更ながら自覚したのではないでしょうか。誰でも判っていることながら出来る者は殆どいません。判っている事を体現する事の難しさを再確認できた事が本日の基本稽古の収穫でしょう。
勢法は先ずは三学を遣いました。やはり宮本さんとの三学は他の会員とは違う手応えがあります。後雷刀、雷刀打中下段、雷刀抑敵位と遣い下からの後に久々に九箇を遣いました。下からはまだまだ取り上げの様な味はまだまだ出せませんが其の日が来るのが楽しみではあります。五月の稽古会は一週あきますが時間を作り広島までお出掛け下さい。言葉はいりません。行あるのみです。