広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

好美君月命日稽古会

平成29年3月12日、好美君二度目の月命日に大竹にて稽古会を行いました。この日は、市内の中学校が卒業式の為に五月の道場が使用できませんでした。道場が変われども正面には、確りと好美君がおります。先週は、参加できませんでした齋藤君の一人遣いもニンマリと観ておりました。
この道場は、日当たりが良いので春の気配を確りと感じながらの稽古会で有りました。
若者達は、一人遣いの段階から汗にまみれておりました。後二度くらいの寒の戻りを経て、いよいよ春到来で有りましょう。兵法の方も次なる段階を迎えそうな若者達でありました。
日曜日の大竹は、時間の余裕が余り有りませんので本伝の太刀、試合勢法を絞っての稽古で有りました。その前に確りと基本打込みに精を出したのは、言うまでも有りません。
永原君の九箇の十太刀、二の斬りは、春の訪れ、桜の開花を予感させる一本で有りました。之でこそ段位に相応しい一本で有りました。
正面で見取り稽古をしていた好美君も(やるな)と思わずニンマリしたのではないでしょうか!負けん気の花を確りと咲かせている事でありましょう。
抜刀は、居合を中心に行いました。足腰の軋みに四苦八苦しながらも懸命に抜く若者達でありました。
短い時間に集中しました本日の稽古会でありました。