令和二年5月12日、廣川君の40回目の月命日のお参りに出向きました。世の中の騒動を少し忘れてしまう様な初夏を思わせる風薫る日でありました。
流石に此の処の日差しでは、お供えの花も一か月はもちません。先月のお供えの花は、処分されておりました。あらたにお花をお供えし、何時ものように般若心経を唱えました。此処の処の稽古場は、廣川君にとりましても思い出の場所であります。10年前を思い出して、暫しよもやま話に花を咲かせました。10年前に自身が演武のために立った場に弟弟子達が集い、稽古している様を感慨深げに語りかけてくる好美君でありました。
そろそろ世の中も回復に向かい、通常の生活を取り戻す日も近づきつつと思います。来週位から通常の道場に戻れるやもしれません。その様な話をしてお墓を後にしました。