広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

11月、二年振りの西宮遠征・・・高段者稽古会

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西宮中央体育館 剣道場

令和三年11月24日、二年振りの西宮での高段者三人稽古会へ出向きました。志を共にする同志三人で四年前に始めた稽古会であります。剣の修業として最も大切な剣道形の稽古会として月に一度西宮中央体育館の剣道場にて行う事とし、丸二年剣道形のみの稽古会を行い、その後コロナ騒動にて中断しておりした稽古会がこの日から再開と成りました。

再開に当たり、今回から剣道形と共に防具を着けての地稽古もいよいよ行う事としました。形の術理を探求しながら、それを地稽古にいかし、形と地稽古のマッチアップを活かす稽古会として、今後も三人で磨き合って行く所存であります。

二年振りの剣道形は、二年の空白を感じる事無く、阿吽の呼吸で行う事が出来ました。無論、今後への各人の課題取り組みは、夫々の旨の中に確りと取り込み、更なる上達を目指して精進を重ねて参ります。

初めての地稽古は、小生がお二人の相手をする形と成りました。形と地稽古で二時間の中で凝縮する稽古と成りました。初めて竹刀を交えて、剣先を通しての会話、攻防を三人がそれぞれに味わえたと感じております。

次回の稽古を三人が共に待ちわびる余韻を共有する事が出来たと感じております。良き一日でありました。