広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

12月廣川君月命日のお墓参り・・・小林君を伴って

令和五年12月12日、廣川君の月命日のお参りに出向きました。スーパーGTのシーズンを終えた後も忙しく飛び回っている小林君ですが、つかの間の時間を繰り合わせて、今回のお参りには同行が叶いました。昨日来の雨も上がり無事にお参りが叶いました。

お供えの生花も神鹿が食した様子が各所のお墓にも広がり、茎だけが残っておりました。少しお墓周りを掃除し、生花とミカンをお供えし、線香を上げ、何時もの様に般若心経を唱えました。数日後に控えた延岡への遠征の報告もしました。内外共に色々な事があった令和五年も後三週間で過ぎ去って行きます。報告の多いこの日のお参りでありました。

同行の小林君も今年一年の報告を確りとしている様子でした。今シーズンのスーパーGTでは、二度の優勝を飾る事が出来、シリーズチャンピオンも今少しの処まで手繰り寄せながら、三度目の優勝を手にしたと誰もが思ったあとの検査で失格・・・辛酸を舐める事と成ったのは、返す返すも残念でありました。しかし、之も彼も含めたチーム力の至らなさであります。個人、チーム共に真摯に高めて行くしかありません。下学して上達する・・・これしかありません。まだまだ個人としてもチームとしても至らぬ未熟なチームであります。日常の雑事の類も確りと隙無くこなさねば、真の力はつきません。

この日もお参りの後に廣川君の前で7月の延岡遠征、その後の新居完成に至る一連の不始末、無作法の件を二度と忘れぬ様に、其の何か勘違いしている性根を正す様に強く申し付けました。人として地域に溶け込み、生きて行く事を願うばかりであります。

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