広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

八月広島での定例稽古会

今だお盆休みと言って良いかもしれない中での定例稽古会となりました。先週の博多での稽古会と違い、冷房などは有りませんので凄まじい熱さの中での稽古会となりました。熱中症に注意し水分は途中充分に補給して貰いました。しかしながら基本稽古が終了する頃には特に顔が上気し真っ赤になっておりました。
今回は試合勢法は遣わず、本伝の太刀のみを遣い合いました。宮本さんの三学(取り上げ)はますます充実して参りました。遣い終えた後、心地よい余韻が何時までも残っておりました。下からもいつの日かこの様に成りたいものです。
その後、ますます上がる気温を考慮し、先般手に入れて頂いた真剣の扱いを説明し最初の立合を遣って頂き、特に納刀ばかりを小一時間行って貰いました。まさか納刀でこれほどの汗を掻く羽目になるとは思いもしなかったのではないでしょうか。真剣を遣う心地よい緊張感にまた違った楽しみが見つかったのでは無いでしょうか。一人稽古の楽しみが又一つ増えた一日であったと思います。