広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

2月二度目の土曜稽古会

前回の博多での稽古会も随分と温かい中でのそれで有りましたが、今回は暑さを感じるような陽気でありました。その陽気に当てられたのか道場に立ち入るその作法に看過出来ない無作法が見受けられましたので、全体の礼の場に置いて久々にその愚行を厳しく叱責する結果となりました。何を求めてこの場に集っているのか、何を求めて修行を行っているのかを今一度全員に問いかけました。変に場になれ何を思い違いしたのか、礼において省略、無視するような愚行暴挙を断じて許す事など有り得ません。気を抜いたり安易に馴れ馴れしく振舞ったり、広島柳生会の凛とした雰囲気を汚す輩、外道は容赦なく斬ってすてます。二度と分を弁えない場を汚す言動は厳に慎む様に常に自身をりっし自身の真の心身の上達を目指して参りましょう。


蟇肌竹刀の点検を行いましたが、これも手前勝手に判断出来る筈も無いのに我流で切先に詰め物をしたり、使えもしない長さに柄を詰めて見たり・・・・よくもよくもこう次々と出鱈目を行えるものだと恐れ入る。延春先生が良く言われていた(持分を知る)様は分を弁えると言う常に謙虚な姿勢を保ち続ける事の欠如と言わざるを得ない。自身で判断してよい事、出来る事、そうでない事に思いあがらず常に謙虚に思いを馳せる様にするべきです。そうでなければ所詮かつて除名にした博多の会員らの様に成らざるを得ない。それは決して小生の本意ではない。折角御縁を得て共に修行する仲となったのですから今後も共に真の上達を目指す同志で有りたいと節に願っております。