広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

平成30年新年初詣

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平成30年1月7日、新年の当会初詣を宮島嚴島神社にて行いました。帰省を終えて駆けつけて来た者、一日から勤務についていた者と夫々ですが、万障を繰り合わせて宮島に集いました。参拝の前に嚴島神社社務所に出向き、例年の演武大会でお世話になっております神官の方にご挨拶致しました。何時もの応接室でお茶の接待を受けながら、皆で談笑に興じました。昨年は、伊勢神宮に二度ほど研修に出向かれた由でありました。どうやら昇進されたようで、その研修で有ったようです。その事は、ご挨拶を終えて、神社に出向き、お祓いを受ける際に判明いたしました。昨年までは、祝詞奏上は別の神官様で有りましたが、今年は、先程ご挨拶致しました神官様でありました。
祝詞奏上の際には、当会に格別のご配慮を頂き、ご丁寧な自身のお言葉を添えての奏上を頂きました。昨年のこの時期の廣川君の病回復の祈願の事を覚えておいて頂き、我々の悲しみに対してのお心尽くしでありました。まったく・・・有り難い事で有りました。宮島嚴島神社奉納演武を心を尽くして開催して来てよかったと心から感じ入りました。
廣川君共々、神官様から神聖なる御幣で頭を触って頂き、お清めをして頂きました。その際にも隣に控えさせおりました廣川君の写真を(お上げください)とお言葉を頂き、紋付姿の廣川君の写真にも直に聖なる御幣を触れて頂きました。涙がこぼれる思いでありました。

御心籠るお祓いをして頂き、神社を後にし、恒例の天婦羅処(つくね島)に出向きました。これも又、廣川君が楽しみにしておりました当会恒例の場所であります。まだまだ賑わう時間帯で有りましたが、これも又女将さんの配慮で席を取っておいてくれました。特等席で廣川君を中心に皆で記念写真を撮りました。その際にも隣の席の方が、廣川君を観て、写真係を申し出て頂きました。有り難い事に、皆でおさまる事が出来ました。

新年の食事会を終えての締めは、これまた好美君が楽しみにしておりました。藤井屋の出来立て紅葉饅頭と当会では決まり事であります。ここでしか味わえない絶品のもみじ饅頭に舌鼓を打ち、色々な方々の暖かい心に触れての初詣を終えました。