広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

4月ゴールデンウイーク前の最後の日曜日稽古会


平成30年4月22日、4月の最後の日曜日稽古会を行いました。今年は、少し早くなりましたが、ゴールデンウィーク前の最後の日曜稽古でありました。平日稽古の最後は、25日と成りますが、4月最後の稽古と成る若者達が、夫々の想いを胸に出向いて参りました。夕方に遠方まで出かける事に成っている永原君が、先乗りで出向いて参りました。宮島嚴島神社奉納演武大会に向けて、ますます気が乗って来ている永原君でありました。道場に入るなり、一人遣いで確りと汗を流し、気を高めて、基本打込み、直伝稽古に臨んで参りました。短い時間に集中し、精の限りを尽くして次なる案件の為に出向いて参りました。
入れ替わりの様にゴールデンウィークスーパーGT第二戦を控えて慌ただしい日々を控えている小林君が勇躍乗り込んで参りました。
第一戦で見事なる戦い振りを示した彼の剣は、レース同様に今まさに新境地を得ようとしております。
これまでの修業の成果の果実をまさに得る時期と成って来ております。この様な時期に宮島大会に出場できない事は、残念では有りますが、職務の事情で有れば致し方有りません。シーズンが始まって少なくなった稽古時間を惜しむ様に、むさぼる様に竹刀を木刀を刀を振っておりました。

ゴールデンウイークの始まりの日に、今年は6年振りに京都武徳殿に参ります。6年前、剣友村山さんを失い、その虚しさ寂しさに堪えかねて、廣川君と野原君と共に演武に出向きました。それから6年・・・ともに京都武徳殿で演武した廣川君も昨年突然に旅立・・・寂しさに堪えて、剣道形を打って参ります。