広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

11月第三日曜日稽古会

令和四年11月20日、第三日曜日稽古会を行いました。昨日は、三年振りの公民館祭りが開催されましたので稽古は休みとしました。コロナの為に前回開催されて三年が経って仕舞いました。今回も広島では全国に先駆けて感染が拡大しておりましたので開催が危ぶまれましたが、何とか出来る範囲の開催を望む声が多く、執り行えました。やはり地域活性化の為にはこう言う催しは大切であります。

そういう意味では、我々に取りましてはやはり宮島嚴島神社奉納古武道演武大会であります。嚴島神社様のご厚意で提供していただける国宝祓殿での奉納演武は全国の武道関係者の平素の稽古精進を神様に奉納し、同時に全国の同志に発表する場であります。自身の稽古精進の成果の確認の場でもあります。流派は元より武種、団体、連盟の垣根を取り払い、真の武道を求める者達、同志が集う場であります。特定の団体の占有など断じてなりません。そう言う意味では考え違いをしていた団体の排除が成り、後顧の憂いなく行える第28回大会が来年の6月には開催が決定されております。

万全の用意を調える事を誓いながら、この日も神様の前で恥ずかしくない演武が出来ますように、真剣で基本稽古、兵法、抜刀をやり抜きました。心身を研ぎ澄まし、愛刀が心地よい刃音をたてる様に愛刀が欲する太刀筋を求めて振り抜きました。

日記