広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

4回目の命日お参り

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2021年1月12日

令和三年1月12日、廣川君の命日のお参りに出向きました。四度目の命日で有ります。・・・月日の流れの何と早い事でありましょうか。四年前の暮れから容体が急変し、一門で毎日病院に見舞い出向き・・・しかし、この日の未明静かに息を引き取りました。発病から4年三か月、健気に戦い抜き、一時は見事な回復を見せ、社会復帰を果たしました。しかし、再度の発病・・・苦しい、苦しい戦いから一度も逃げる事無く出来る戦いをやり抜き、苦しみの無い世界へと旅立って行きました。

お墓の前に立ちますと好美君が入門して来てからの13年に及ぶ月日の一日々が走馬灯の様に蘇ります。何時もの様に般若心経を唱え・・・次から次と蘇る思い出を共に語り合いました。

常に一門の兄弟弟子達に気を配り、何かと世話を焼いておりました。その弟弟子達もこの日は二人共に馳せ参じました。姉弟子の墓前に心静かにお祈りを捧げる二人でありました。生前の感謝で有り、廣川君自慢の弟弟子たる誓いでありましょう。

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お墓からの一望

彼女が毎日眺めているお墓からの一望であります。寒い日が続く昨今でありますが、この日は、よく晴れ渡り、海田の街並みが、澄み渡っておりました。   合掌。

日記