広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

5月、月命日のお参り

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お墓からの雨の海田の街並み一望

令和三年5月12日、廣川君の月命日のお参りに出向きました。この日は、久々の雨の中のお参りと成りました。お墓の全面に広がる海田の街並みも雨に霞んでおりました。

数時間前に小林君がお供えした生花が雨に打たれて鮮やかな色彩を見せておりました。その間に持参の花を添えて、何時もの様に般若心経を唱えました。

小林君が何やらいつも以上に語って帰ったようで、何時も以上に饒舌な廣川君でありました。

しきりに小林君の事を語りかけて来る好美君でありました。

コロナ禍で全国の知人友人達は、稽古も儘為らない様ですが、幸いに当会は、何時もの様に稽古が出来る状態が続いておます。有り難い事であります。何よりも稽古が大好きだった廣川君です。彼女も殊の外喜んでおります。何とかコロナ騒動が収まって全国の友人知人達も稽古が再開でき様に願うばかりであります。

折角開幕したスーパーGTも次戦は延期と成ったとの事・・・小林君もさぞかし愚痴をこぼしたのでしょう。廣川君の心配が伝わってきました。これまた一日も早い再開を願うばかりであります。

三か月振りに帰ってきた齋藤君の事も語りあいました。新しく伝授した刀法に四苦八苦の様子を楽しそうに語り懸ける廣川君でありました。なかなか身に付かない勢法に悔し涙を流して稽古していた廣川君の姿が、昨日の事の様に思い出されます。弟弟子達にも見習ってほしいと語り懸け、お墓を後にしました。

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5月12日

日記