広島柳生会

正傳新陰流 広島柳生会

剣道の修業の一環として新陰流・制剛流抜刀術を伝承する広島柳生会の日常の稽古風景や出来事を掲載する。

10月最初の土曜日稽古会・・・いよいよ平生の道場での稽古再開

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10月2日

令和三年10月2日、全国一斉の緊急事態宣言解除を受けて、いよいよこの日から平生の道場での稽古再開で有ります。二か月振りの何時もの道場で有ります。先ずはこの二か月間の埃を払う道場内外の掃除で有ります。約一時間を懸けて掃除を行いました。日の光を入れ、風を通し・・・道場がスッキリと息を吹き返しました。

この日は、廣川君との直伝稽古と成りました。途中子供会の役員さんがお茶のペットボトルの差し入れをしてくれました。早速に廣川君に供えました。

誰より平生でも稽古に通って来ていた廣川君との日々を懐かしみながら、稽古再開の日の直伝稽古を楽しみました。

初めて合撃が出来た日の事・・・その時の零れる様な満面の笑み、愛刀兼次から放たれた冴えた刃音が出た時・・・次から次とありし日の稽古の様子が蘇って来ました。

時間の過ぎ去るのを忘れて二人で本伝の太刀を遣い合い、真剣での抜刀を抜き合いました。

剣道形も遣い合いました。良き五月の道場での再開稽古でありました。

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